3度目の読み返し。
『今日が人生最後の日だとして、今日これからやることは、本当にやりたいことか?
何日もの間NOという答えが続いたときは、何かを変えなければならない。』(S・J)
から始まる『ノマドライフ』(本田直之著)が頭から離れない。こんなに読み返してしまう本も珍しい。読みやすさと相まって、その内容に惹かれていく自分がいる。キーセンテンスをここに書き残し、またいつの日にか、常に心に留めておきたい。
ノマドライフ 好きな場所に住んで自由に働くために、やっておくべきこと
- 作者: 本田直之
- 出版社/メーカー: 朝日新聞出版
- 発売日: 2012/03/16
- メディア: 単行本
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『これからは、何にも依存すること無く自由に生きることが、ひとつの幸福ではないかと私は考えています。』(本田直之、以下同)
『そもそも「本業」などなくていいというのが、わたしの意見です。「仕事は一つ」という思い込みは、捨ててしまって良いでしょう。』
『一つの仕事にこだわらず、種をいろいろ蒔いておくことです。長期的な視点で複数のビジネスをやってみれば、そのうちどれかが育って来たりします。』
『複数のことを同時にこなすことによって、実はお互いが補完し合うとも感じています。』
『本業一筋でなく、多くのものをやってみる。ひとつひとつは小さなものでも、違うものを掛け合わせる能力があれば、思いもよらない効果が生まれる。』
『実際にデュアルワークとして何かを考えたとき、一番避けるべきは時間給的な仕事です。』
『デュアルワークとは、生活費を補填するためではなく、ワークスタイルやライフスタイルを豊かに強くするためのもの。』
『仕事しながら遊び、遊びながら仕事ができるようになります。』
『選択力をつける最良の道は、「考え続けること」。自分は何のためにノマドライフを求めているのか、そのために何をすればいいのか、思考することです。』
『柔軟思考をそなえるのに、遅すぎるということはありません。』
これからの生きる座右の書としたい1冊となるに違いない。
10、20年先を行く生き方がここに。
改めて、『ノマドライフ』とは、心のあり方だと説く。
『いつも自由で、とらわれず、何にも依存せず、馴れ合わない心のあり方。
仕事と遊びの区別をつけず、クリエイティビティや効率性、思考の柔軟性が向上し、
それがいいスパイラルになる人生。』
そう自分も生きたいと思う。