3度目の読み返し。

『今日が人生最後の日だとして、今日これからやることは、本当にやりたいことか?

 何日もの間NOという答えが続いたときは、何かを変えなければならない。』(S・J)

から始まる『ノマドライフ』(本田直之著)が頭から離れない。こんなに読み返してしまう本も珍しい。読みやすさと相まって、その内容に惹かれていく自分がいる。キーセンテンスをここに書き残し、またいつの日にか、常に心に留めておきたい。


ノマドライフ 好きな場所に住んで自由に働くために、やっておくべきこと

ノマドライフ 好きな場所に住んで自由に働くために、やっておくべきこと

 

『これからは、何にも依存すること無く自由に生きることが、ひとつの幸福ではないかと私は考えています。』(本田直之、以下同)

『そもそも「本業」などなくていいというのが、わたしの意見です。「仕事は一つ」という思い込みは、捨ててしまって良いでしょう。』

『一つの仕事にこだわらず、種をいろいろ蒔いておくことです。長期的な視点で複数のビジネスをやってみれば、そのうちどれかが育って来たりします。』

『複数のことを同時にこなすことによって、実はお互いが補完し合うとも感じています。』

『本業一筋でなく、多くのものをやってみる。ひとつひとつは小さなものでも、違うものを掛け合わせる能力があれば、思いもよらない効果が生まれる。』

『実際にデュアルワークとして何かを考えたとき、一番避けるべきは時間給的な仕事です。』

『デュアルワークとは、生活費を補填するためではなく、ワークスタイルやライフスタイルを豊かに強くするためのもの。』

『仕事しながら遊び、遊びながら仕事ができるようになります。』

『選択力をつける最良の道は、「考え続けること」。自分は何のためにノマドライフを求めているのか、そのために何をすればいいのか、思考することです。』

『柔軟思考をそなえるのに、遅すぎるということはありません。』

 

これからの生きる座右の書としたい1冊となるに違いない。

10、20年先を行く生き方がここに。

 

改めて、『ノマドライフ』とは、心のあり方だと説く。

『いつも自由で、とらわれず、何にも依存せず、馴れ合わない心のあり方。

 仕事と遊びの区別をつけず、クリエイティビティや効率性、思考の柔軟性が向上し、

 それがいいスパイラルになる人生。』

そう自分も生きたいと思う。

 

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