私の読書法

このところ本を多読することが増え、自然と自分に合った本の読み方という物を会得しだした。それは、かつて受験生のころ習得した記憶のある『パラグラフリーディング』と似たものだ。

自分にとって読むべき価値のある物を探しながら積極的に読むことをレバレッジリーディングと言うならば、今の自分の能力と感性では読み解くことの出来ない難しい文章が1冊の本の中にも大量に埋もれている。

具体的な読み方は、まず、『木を見て、森を見ず』では駄目だ。今自分が1冊の本の中のどの部分を読んでいるのかを段落ごとに頭に入れて読み進めることだ。そして、わかって来たことは、良い文章、わかりやすい文章は、段落の最初の1文さえ読み進めれば、文章の意味、内容がすーっと入ってくるということ。この体験は、快感だ。

もちろん気になるところは、精読もする。大抵その部分は、自分にとって読みやすい部分だ。つまり、その文章は、今の自分の能力に合った内容ということになる。

今日の読書は、『How to stop worrying and start living(道は開ける)』(D・カーネギー著)名著だ。

なぜ今まで読まなかったんだろう。この本は自分が生まれた年に出版されているのも驚きだ。しかし、今となれば、こんなにも厚い本が1.5日程で読めてしまう。それも、『パラグラフリーディング』のおかげだ。あなたも試してみたらどうだろう。

きっと読書がもっと楽しくなるはずだ。

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