驚きの再認識

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もし学生の頃、数学の”π”や”0”の不思議さを大げさすぎるほどの驚きと喜びで教えられていたら。

いや、そう感じ取ることができるほどの感性を持ち合わせていたなら。

しかし、驚きの再認識は、大人になってからでも出来る素晴らしい体験だ。

現代では、当たり前だと思っていることがありすぎる物たちに囲まれていると、もうすべての存在が

手の中にあるかのような錯覚に陥るが、未だ解かれていない難問は数知れない。

『知の探求』と『美の追求』こそ、人間に与えられた大きな生きる喜びに違いない。

フェルマーの最終定理』(サイモン・シン著)を読んで。