自然とともに
3.11日の出
大自然を前に、ただただ人間は無力だ。
人間社会の中における生存競争もまた、大自然宇宙から見れば、醜い争いだ。
人間社会における共存のためのルールもまた、自然界のルールからすれば、無意味なものだ。
自然界のルールは、素数配列のように、到底人間には計り知れない代物だ。
そんなちっぽけな人間の一人が自分であり、自分で考え、自分ですべての選択をすることができる。
できると思い込んでいる。
マンモス、恐竜がこの世から姿を消したように、再び地球に氷河期がやってくるかも知れない。
そこに人間の選択の余地などない。月を、太陽を、消したりすることはできないのだから。
だからこそ、この短い自分自身の与えられた人生を精一杯生きよう。
この貴重な一日が終わってしまわぬうちに。
やり残したことをしよう。
またと来ない今というこの瞬間を大切に。